■新八代駅

熊本県で2番目に人口の多い八代市にあります。晩夏から秋にかけて八代海では不知火という蜃気楼現象が見られるそうです。最上川、富士川と並ぶ日本三大急流の一つ、球磨川があります。新八代駅は、この『球磨川のおおらかな流れのように』がコンセプトです。

急流で、鮎が大きく育つことから鮎釣りが有名です。また、ラフトに乗って急流下りをするラフティングが人気です。ただし、ラフティング体験は上流の人吉市からのスタートし、八代はゴール地点になります。

球磨というと酒好きなら、やはり『球磨焼酎』の名が思い浮かぶと思います。球磨川流域の肥沃な土地から採れた良質な米で作られた焼酎は海外からの人気も高いです。また、毎年秋頃に開催される日本の花火業者が参加する『やつしろ全国花火競技大会』は、数十万人もの観光客で賑わいます。

壇の浦の戦いで敗戦した平家の落人が逃げ延びて作った集落と言われる『五家荘』は、八代市の有名な観光名所の一つです。平清盛の孫、清経が名を変えて住んだとされる『緒方家』があります。また、菅原道真の嫡男である太郎が、一族の滅亡を目論む藤原家から逃れるために、名を変え移り住んだとされる『左座家』があります。

県や市の指定する史跡や建造物が非常に多く、市が文化財を巡る散策コースを『文化財さんぽ』として紹介しています。

新八代駅は、金土日を中心に1日2本、SL人吉が発着します。ビュッフェを楽しみながらノスタルジィに浸る旅というのも趣があって良いと思います。

演歌歌手の八代亜紀さんがこの八代出身で、芸名の八代はこの地名からとっています。